グーグルに評価されないサテライトサイトとは?
被リンクのためだけに手抜きをして作られたサテライトサイトはグーグルに評価されず、せっかく作っても時間の無駄になってしまうことも少なくありません。
3,4年前であれば、300文字程度のテキストを2,3ページUPした程度のサイトを大量に作り、リンクをつけるだけで上位表示が可能な時期もありましたが、現在は、しっかりとしたサイトでなければ、外部要因として評価は得られません。
SEOにとっても、ユーザーにとっても、効果的なサテライトサイトを作るためにもどんなサイトが、スパム的なサイトとみなされやすいのか見ていきましょう。
1.他のサイトをコピーしたサイト
他のサイトのコンテンツをコピー&ペーストして、自分のサイトに入れ込むようなサイトは絶対にNGです。
実際に大手企業が運営していたサイトにコピーコンテンツが大量にあることがわかり、社会問題にまでなりました。
グーグルのSEO評価だけでなく、倫理的にも、そして著作権等の法律的にもNGですので、SEOのためとかではなく、コピーコンテンツを利用することは絶対に避けるようにしましょう。
2.プログラムなどで収集した一覧サイト
ユーチューブやインスタグラム、ツイッターといったソーシャル性が高いサービスは情報を共有しやすいように、自分のサイトに情報を引用しやすい仕組みがあります。
そういった機能を使うこと自体は、情報をわかりやすくするために有用ですが、その仕組みを利用してプログラムで自動的にコンテンツを収集しまとめるようなツールが出回っている場合があります。
引用はあくまでもオリジナルのコンテンツの内容を補助するために使用するべきで、ページの9割が引用というようなコンテンツは単なるコピーサイトとみなされます。
そのためそういったツールを使って作ったサイトはスパムとみなされグーグルにインデックスされないこともおおくありますので、気を付けるようにしましょう。
3.広告等の外部リンクが多いサイト
サイトのボリュームや内容に比べて広告やSEOのための外部リンクが多いサイトも、評価の低いサイトになりやすいと言えます。
1のコピーサイトや2のプログラムでの収集サイトと違って、すべての広告の外部リンクがよくないというわけではありませんが、ネイルアートの情報サイトに不動産や士業などの関係のないリンクが、リンク集のようにあるとユーザーから見ても非常に見にくいサイトになり、低品質なサイトとみなされやすいと言えるでしょう。
4.ページ数やコンテンツ力が少ないサイト
SEOの評価において、ここ数年でさらに重要視されるようになってきたのが、サイトのコンテンツの質とボリュームでしょう。
そのため、多くの企業サイトやサービスサイトは、サイト内にメディア的な要素やブログを作り、サイト全体としてのコンテンツ量を高めるようなSEO施策を行っています。
サテライトについても、数分しかないページが数ページのサテライトサイトでは、あまり評価されず、被リンク元としても、アクセスを集めるためのサイトとしても効果が薄いと言えるでしょう。
このようにグーグルの考える評価の低いサイトは、人から見ても質の低いサイトという基準です。
自分自身が見て、なるほどと思えるサイトや役に立ちそうなサイトを参考に、コンテンツやレイアウトを考えるようにしましょう。